DX推進への取り組みDigital Transformation

トータルライフサポート事業における伝統と
新たなテクノロジーを融合させた
新文化の創成者を目指します。

従来の式場における対面サービスのみを重視したビジネスモデルのほかに、
「オンラインで完結するサービス」、「法人向けサービス」への展開を通した、
顧客接点の重層化やマネタイズポイントの複層化に向けた変革を、情報処理技術を活用しながら推進してまいります。

自社のビジネス環境・競争環境分析

少子高齢化が進む社会では、冠婚葬祭の中でも七五三や成人式などの絶対数は今後も減少が続く一方、葬儀の需要は2040年まで伸び続けることが見込まれます。
また、働き手の減少に伴い現場の人手不足が深刻化することも予見されます。
そのような状況において、5Gに代表されるインターネット回線の増強や法人間でのデータ連携による顧客サービスの向上やデジタル技術を活用した省人化による人手不足の解消が求められています。

経営ビジョンに基づくビジネスモデルを実現するための戦略

  • メタバース霊園「風の霊」を通して遠隔の顧客へのサービス提供に加えて、寺院・霊園・納骨堂を介した仮想空間(土地)の提供サービスの拡充を目指します。
  • 当社基幹システムであるZebraを基点に病院、自治体、火葬場とのオンラインでのデータ連携の仕組みを構築し、顧客のニーズが発生次第、速やかに必要な書類を電子発行し、リアルタイムに提出できるようにします。 また、そこで蓄積したデータを基に需要予測を行い、関係各所に伝達することで関連業務にかけるリソースの配分最適化を目指します。

DX戦略推進体制とIT環境整備

戦略推進に必要となる体制・組織及び人材の育成・確保
  • 代表取締役社長を最高責任者、IT担当取締役をDX推進チームの責任者として部署間の連携強化を行い、グループ会社でITサポートサービスを提供するabs社の協力を得て、1つの組織としてDX化に取り組んでいます。
  • 全社員のITリテラシーの底上げを行うために、ICT環境の整備、社外研修の受講を行い、ITリテラシーの向上を推進します。
ITシステム・デジタル技術活用環境の構築に向けた方策
  • メタバース霊園の構築およびサービスの開発に向けてベンダーとの緊密な連携を図っていきます。
  • 当社基幹システムであるZebraを基点とした各種情報のデジタル化およびデータサーバーのクラウド化により外部との情報連携の下地を構築します。

経営ビジョンとDX戦略

戦略の達成状況に係る指標の決定

メタバース霊園と葬儀DXの取り組み状況、社員のITリテラシー向上の取り組み状況をモニタリングし、毎年3月にDX推進会議で年次評価するための目標指数を設定します。

DX推進のための目標指標(KPI)
  1. 1.葬儀DXにより病院、自治体、火葬場と受け渡しする書類のデジタル化比率(20%)
  2. 2.葬儀DXを導入した病院、自治体、火葬場との書類の受け渡しにかかるリードタイム(50%)
  3. 3.メタバース霊園「風の霊」の月間アクティブユーザー数(1,000人)
  4. 4.IT関連資格保有率(10%)
当社代表取締役社長である和田浩明が以下のメッセージを発信

今、社会は大きく変化しています。少子高齢化が進む中で、葬儀の需要が高まりつつある一方、現場の人手不足が深刻化しています。このような時代の変化に対応すべく、私たちの会社は変革を求められています。私たちのビジョンは、トータルライフサポート事業において伝統と新たなテクノロジーを融合させ、新文化を創り出すことです。
私たちが目指すのは、オンラインでのサービスや法人向けのサービスを通じて、お客様との接点の多様化とサービスの質の向上の実現です。そのためにメタバース霊園「風の霊」による遠隔のお客様へのサービス提供や、病院・自治体・火葬場とのデータ連携・書類の電子発行によるリアルタイムでの提供に取り組みます。
これらの取り組みは、ただの変革ではありません。私たちの社会が直面する問題に対する真摯な取り組みです。私たちのサービスは、お客様の最後の旅を思い出に残るものにするための一助として、新たな時代にふさわしい方法で提供されます。伝統を守りながらも新しい技術を取り入れ、お客様に安心と信頼をもたらす新文化を創り出すことを誓います。未来に向けて、私たちと共に新しい時代を切り開いていきましょう。

ページトップへ