現在担当している仕事内容について教えてください。
現在は、葬祭業務全般のオペレーション管理を担当しています。県内6つのエリアでの業務が円滑に進むよう、全体の指揮を執ることが主な役割です。
また、人材管理もおこなっています。採用活動から社員の面談、教育まで、一貫して携わっています。
具体的にどのようなサービスを提供されていますか?
葬祭業務の人員配置(搬送、式進行)の指示、管理。
1日のスケジュールや業務の流れを簡単に教えてください。
- 8:30 出社当直で依頼になった件数の確認
業務割振り(交渉や搬送)
葬儀の日程決め調整、配置スタッフ検討、コールセンター対応、業務指示・確認作業 - 13:00 休憩
- 14:00 翌日のスケジュール調整、入力業務、勤怠チェック、稟議書チェック、メール返信 等…
- 17:30 退勤
どんなチームや人たちと関わりながら働いていますか?
オペレーションチーム (県内6エリアから集まった責任者のチーム)
採用活動や会社の様々な行事を通じて、部署の垣根を超え、本社や他部署のメンバーとも密に連携を取っています。

チームの成長が会社の成長に繋がる
その連鎖を実感できることが、モチベーションの源泉
仕事の中でやりがいや達成感を感じる瞬間はいつですか?
職員1人1人がスキルアップし、自発的に動けるようになった姿を見たときです。
自身の指導やサポートが彼らの成長につながったと実感できた瞬間は、責任者としてこの上ない喜びを感じます。
また、チーム全員で協力し、大きな目標を達成できたときには、格別の達成感があります。チームの成長が会社の成長に繋がる。その連鎖を実感できることが、私のモチベーションの源泉です。
この仕事を通して、自分が成長したと感じる点はありますか?
入社した当時は、まさか自分が会社の管理職になるとは夢にも思っていませんでした。実務に夢中だった頃と違い、今は部下を牽引する立場です。自分のことだけでなく、一緒に働く仲間のことも多角的に考え、チーム全体で最高のサービスを提供することにやりがいを感じています。
様々な実務経験を積み重ねる中で、お客様への心遣いやホスピタリティが磨かれたと自負しています。この仕事で得た知識と経験が、揺るぎない自信となり、私を日々成長させてくれています。
ただ悲しいだけでなく
最高の葬儀にしてくれてありがとう
業務を通じて印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
50代男性の葬儀を担当した時のことです。原因不明の突然死であったため、ご遺族は現実を受け止めきれず、深い悲しみの中にいらっしゃいました。
ご遺族の娘様方が私と同年代だったこともあり、打ち合わせも少しずつ打ち解けていただく中で、いろんなお話ができました。その中で言葉に表れない「故人様への真の想い」を感じ取ることができました。
「最愛の故人様との最期の時間を、悔いなく過ごしていただきたい、私にできることはなんでもやる」その一心で準備や進行に取り組みました。当日はこれまでの経験とアイデアを最大限に活かし、スタッフの協力を得ながら、サプライズ演出も取り入れた故人様らしい完全オリジナルの葬儀を企画しました。
後日、奥様と娘様からお手紙をいただきました。そこには、『久松さんやスタッフの皆さんの仕事ぶりで、葬儀に対する印象が変わりました』『ただ悲しいだけでなく、最高の葬儀にしてくれてありがとう』と書かれていました。
私なりの誠意が、ご遺族の心に届いたこと。そして、その方々が後にご親戚の葬儀でもご依頼くださり、ご縁が続いていること。私にとって何よりの励みになり、この仕事の価値を改めて教えてくれた、とても印象深い葬儀です。

入社のきっかけや理由を教えてください。
学生時代に何度か葬儀に参列したことが、この業界に興味を持ったきっかけです。葬儀は、ご遺族にとって生涯忘れられない大切なお別れの場。その時間を、誠心誠意お手伝いしたいという強い思いが、葬祭業を志す原点となりました。
就職活動中、当社のウェブサイトを見つけた時、昔から知っていたCMの『さようならがあたたかい』というキャッチフレーズを思い出しました。この温かい言葉に強く惹かれ、会社について調べていくうちに、自分がやりたかった葬祭業の形がここにあると確信しました。
当社の強みである自社式場の多さや、提供できるサービスの幅広さも大きな魅力でした。この会社でなら、私の理想とする葬儀を実現できる。そう感じたことが、入社を決めた一番の理由です。
常に新しいことに挑戦する活気ある職場に驚き
入社前と入社後で、会社や仕事に対する印象は変わりましたか?
入社前は、葬儀社に対して『年齢層が高い職場』というイメージを持っていましたが、実際は真逆でした。若手社員が中心となって活躍し、常に新しいことに挑戦する活気ある職場に驚きました。若手でも知識と経験でお客様の信頼を得られる、その姿を見て私も早く1人前になりたいと強く思いました。
特に印象的だったのは、会社の変化のスピードです。近年、新規会館のオープンや新商品の導入、新しいチーム作りなど、社会のニーズに合わせて常に進化し続けています。まさか自分が勤めている会社で宇宙葬やメタバース霊園が実現するなんて、入社前はまったく想像もしていませんでした。この変化の速さと柔軟性が、会社の大きな魅力だと感じています

これまでのキャリアステップや今後目指したいことは何ですか?
キャリアステップ
入社→現場責任者(司会を任される)→館長→ディレクター認定(試験合格)→エリア責任者(副支社長)→請負会社代表→葬祭本部 副本部長
これまでの経験を活かし、今後は選ばれ続ける葬儀社であるために、葬儀の品質維持と向上に尽力してまいります。社内外に良い影響を与えられる存在を目指すとともに、女性管理職のロールモデルとなることも目標の一つです。
また、私自身がキャリアを築いてきた経験を活かし、女性が安心して長く働き続けられる職場環境づくりにも貢献していきたいと考えています。ひとりひとりが輝ける会社を、これからも社員全員で創り上げていきたいです
職場の雰囲気や社風についてどう感じていますか?
私たちの社是に『汗と涙の感動する儀式の提供を』という言葉があります。入社当時から、この言葉に込められた意味や本質を教わり、大切に受け継いできました。
現場の社員から責任者に至るまで、皆が『故人様のため、ご遺族のため』という強い想いを持って行動しています。この揺るぎない信念が、まさに当社の社風そのものです。
これからも、この大切な想いを途絶えさせることなく、時代の変化に合わせながら次世代へと継承していきたいと考えています

初心を忘れず、常に学び
挑戦し続ける自分でいてください
未来の自分に向けて、メッセージをお願いします。
未来のアルファクラブ武蔵野は、今どんな会社になっていますか?「さがみ典礼のお葬式」どこまで拡大していますか?諸外国?宇宙?
きっと、会社の大きな成長と共に、私も新しい景色を見ているはず。初心を忘れず、常に学び、挑戦し続ける自分でいてください。